自分の長所がわからないとき。日常から見つける5つの問い
特別な実績を探す前に、ふだん何をしているかを見てみる。小さな行動から自分の持ち味を考える、編集部独自のワークです。
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この記事で考えられること
- 評価の言葉より具体的な行動を拾う
- 強みが働く条件も考える
- 5つの問いから答えられるものだけ選ぶ
目次
「長所」を書く前に、したことを書いてみる
「あなたの長所は?」と聞かれると、立派な答えを探したくなることがあります。リーダーシップ、創造性、粘り強さ。そういう言葉が思い浮かばない日には、評価の名前をつける前の出来事に戻ってみませんか。
これから挙げる5つの問いは、編集部独自の振り返りワークです。能力を測る検査でも、長所が必ず見つかる方法でもありません。全部埋めなくてよいので、思い出せる場面を一つだけ書いてみてください。
1. 人から、どんな小さなことを頼まれた?
文章を一度見てほしい、道順を調べてほしい、話を聞いてほしい。頼まれごとの大きさより、そこで自分が何をしたかを見ます。「話を最後まで聞いた」「曖昧な点を一つ確認した」のように、動詞で書いてみましょう。
頼まれたからといって、得意とは限りません。断りにくくて引き受けた場合は、その気持ちも一緒に残します。人から求められることと、自分が続けたいことを分けるためです。
2. 誰にも言われず、つい気にかけたことは?
共有する資料の順番を整えた。初めて来た人に場所を説明した。買い物の前に冷蔵庫を確認した。目立たなくても、自分が自然に注意を向けた場所に手がかりがあるかもしれません。
「几帳面だから」と結論づける前に、「人が使うときに迷わないようにしたかった」と理由まで書くと、その行動を大切にする場面が見えてきます。
3. 少し面倒でも、続けられたことは?
長年続けた趣味でなくても構いません。今週、途中まで調べたこと。わからない単語をもう一度確認したこと。続けられた時間の長さではなく、「何が気になって戻ってきたのか」を聞いてみます。
何でも最後まで続けられる人、と大きく言い換える必要はありません。「気になることなら、少しずつ調べられる」くらいに条件を残すほうが、使いやすい言葉になります。
4. うまくいったとき、何が助けになった?
静かな場所だった。締め切りがはっきりしていた。相談できる人がいた。自分の行動だけでなく、周りの条件も振り返ります。
たとえば丁寧に確認できることは、時間がある場面では助けになりますが、急ぐ場面では確認し続けて動けなくなることもあります。強みの名前に、働きやすい条件を添えてみましょう。
5. 次にもう一度、使ってみたい行動は?
最後は、自分が選ぶ問いです。見つけた行動のうち、一つだけ次の予定に持っていくなら何でしょう。「会議の前に不明点を一つ書く」「友人の話を途中で結論づけず聞く」など、小さく戻せる行動にします。
何も思いつかない日は、長所がないと採点せずに終えて構いません。自分の言葉が足りないのか、思い出す材料が少ないのか、その時点ではまだわからないからです。今日の答えを永久の自己紹介にする必要もありません。
A QUESTION FOR YOU
自分に聞いてみるなら
今週した小さな行動のうち、もう一度やってもよいと思えることは?
正解はなくても大丈夫。今の言葉で、ひとつだけ。出典・参考資料
この記事の問い・会話例・場面例は、MICHIME編集部による提案です。取材で得た実話や、心理学的に検証された尺度ではありません。
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