
御朱印とは?初めていただく前に確かめたいこと
御朱印は参拝の証。御朱印帳がないときはどうするか、受付場所や時間をどう調べるか。明治神宮・東本願寺・佛光寺本廟の公式案内から、授与方法や意味の違いまで紹介します。
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この記事で考えられること
- 御朱印は参拝の証。起源には納経の受取書付から発展したという説明がある
- 御朱印帳がなくても紙でいただける例がある。受付場所・時間・方法は各寺社で確認する
- 御朱印を行わない寺院や、異なる名称と意味で参拝記念を授与する寺院もある
目次
「御朱印をいただいてみたい。でも、専用の帳面がないとだめ? どこへ行けばいいのだろう」。初めてなら、持ち物より先に知っておきたいのが、その意味です。
御朱印は、神社やお寺にお参りした証としていただくものです。 神社本庁は参拝の証と説明し、明治神宮も印と書を伴う参拝の証として紹介しています。授与の有無や方法は寺社によって違うため、行き先の案内を確かめてから出かけましょう。[1][2]
御朱印は、なぜ参拝と結びついている?
由来をたどると、経典を書き写して奉納する「納経(のうきょう)」とのつながりが見えてきます。神社本庁は、納経の際に受け取った書付が御朱印の起源ではないかと紹介しています。それが、納経をせずに参拝した場合にも証をいただく形へ変化したとする説明です。[1]
ここで気をつけたいのは、同資料も起源を断定していないこと。「何年に、どこで始まった」と一つに決められる説明ではありません。また、由来に納経があるからといって、現在どこでも写経の奉納が必要だという意味にはなりません。
御朱印を見るときは、文字や印の美しさに加えて、「どの場所にお参りした証なのか」にも目を向けてみてください。御朱印をいただくことと、その場所でお参りすることを、一続きの体験として考えられます。
御朱印帳がなくても、いただける?
御朱印を記していただく帳面が「御朱印帳」です。ただ、帳面を持っていない人への対応もあります。明治神宮の英語版公式案内では、御朱印帳がない場合には紙の御朱印も用意していると説明されています。[2]

初めてなら、行き先の公式サイトで、帳面に記していただくのか、紙でいただけるのかを確認するところから始めてみましょう。「御朱印帳を買ってからでないと参拝できない」と考える必要はありません。
この案内は明治神宮の例です。別の寺社でも同じ対応があるとは限りません。持っている帳面を使いたい場合も、当日の授与方法を確かめておくと、現地で相談しやすくなります。
訪問前は、場所・時間・授与方法の3点を確認
御朱印をいただきたいとき、開門時間だけを調べておけばよいとは限りません。2026年9月26日に確認した明治神宮の案内では、御朱印の受付は神楽殿前の授与所「長殿(ながどの)」で、9時から閉門まで。日によって受付場所を変更する場合もあるとされています。訪問する日にも、最新の公式案内を確認してください。[3]
一方、明治神宮の開門は朝9時より早く、開閉門の時刻は月によって変わります。つまり、早朝に境内へ入れることと、その時間に御朱印を受け付けていることは別です。公式ページでも「開閉門時間」と「御朱印について」を分けて読むと、予定を立てやすくなります。[3]

確認したいのは、次の3点です。
- どこで:御朱印の受付場所はどこか。境内図で場所がわかるか。
- 何時に:御朱印の受付開始・終了は何時か。開門・閉門と区別して読めているか。
- どの方法で:帳面への記入か、紙での授与か。当日の変更案内はないか。
公式サイトを見てもわからない点は、参拝先の窓口で尋ねてみましょう。現地では掲示や職員の案内に従い、お参りと受付の順序もその場所で確かめます。
すべての寺社で、同じようにいただけるわけではない
「寺社なら必ず御朱印がある」と考えると、現地の案内との違いに戸惑うかもしれません。東本願寺は、公式FAQで御朱印を行っていないと説明しています。その一方で、2025年の御正忌報恩講から、懇志(こんし、お寺へ志を込めて納めるお金)を納めた方への記念品として、切り絵の「参拝証」を案内しています。参拝した人全員に無条件で配るという説明ではない点にも注意が必要です。[4]
また、佛光寺本廟のFAQでは、参拝記念を「法語印」と名付け、仏教の大切な言葉を書いてお渡しすると説明しています。そこには、教えに触れるきっかけにしてほしいという願いが示されています。[5]
どちらも、参拝のあとに手元に残るものを通じて、その場所との縁を振り返る手がかりになります。ただし、名称や意味、授与の条件まで同じではありません。宗派名だけで一括りにしたり、「御朱印の別名」と置き換えたりせず、その寺社がどう説明しているかを読んでみてください。
いただいたあとに、参拝の記憶も残しておく
ここからは編集部の提案です。御朱印をいただいたら、参拝した場所で知ったことや、自分が心に留めたことを、別のメモに一つ残してみませんか。
たとえば、案内板で知った由来と、その日に目を向けた境内の風景。寺社が伝えている説明と自分の感想を分けて書くと、後から読み返したときにも、その場所のことを思い出す助けになります。
まずは訪れたい一社・一寺を選び、公式の参拝案内を読むところから。御朱印の有無だけでなく、何を大切にしている場所なのかを知ると、お参りの時間に確かめたいことも見つかります。
A QUESTION FOR YOU
自分に聞いてみるなら
訪れてみたい寺社の公式案内には、御朱印や参拝記念についてどんな説明がありますか?
正解はなくても大丈夫。今の言葉で、ひとつだけ。出典・参考資料
- 御朱印について ↗
神社本庁 / 確認日 2026-09-26
御朱印を参拝の証とする説明、納経の受取書付に起源を求める見方と、参拝のみの証へ変化したとする留保付きの説明。 - Ema & Goshuin ↗
明治神宮 / 確認日 2026-09-26
印と書を伴う参拝の証という説明、御朱印帳を持っていない場合の紙の御朱印の案内。 - ご参拝の方へ ↗
明治神宮 / 確認日 2026-09-26
御朱印の受付は長殿で9時から閉門まで、日による場所変更があること。開閉門時間は月ごとに異なること。 - よくあるご質問・お問い合わせ ↗
真宗大谷派(東本願寺) / 確認日 2026-09-26
東本願寺は御朱印を行っていないこと、2025年御正忌報恩講から懇志を納めた方への記念品として切り絵の参拝証を案内していること。 - よくある質問 ↗
佛光寺本廟 / 確認日 2026-09-26
参拝記念を法語印と名付け、仏教の言葉を通じて教えに触れてもらうという説明。
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