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おみくじは吉凶だけで終わり?言葉の読み方と、持ち帰るときの考え方

おみくじの吉凶の順番は神社によって異なります。神社本庁と明治神宮の公式資料から、和歌や説明文の読み方、結ぶか持ち帰るかの考え方を紹介します。

IN THIS STORY

この記事で考えられること

  • 吉凶の種類や順番は神社によって異なる
  • 和歌や説明文にも目を通し、心に残った言葉を読み返す
  • 神社本庁は持ち帰りも認めている。結ぶときは参拝先の案内を確認する
目次
  1. 吉と中吉、どちらが上?順番は一律ではない
  2. 吉凶を書かない、明治神宮の「大御心」
  3. 引いたあとは、結ぶ?持ち帰る?
  4. 心に残った一文を、今日の行動につなげる

おみくじを開くと、まず目に入る「大吉」や「末吉」。ほっとしたり、少し気になったりしたあと、残りの文章を読まずに畳んでいませんか。

吉凶の次は、和歌や説明文、暮らしに関する言葉にも目を向けてみる。 神社本庁は、おみくじの内容を生活の指針として受け取り、自分の行動と照らして読み返すことを大切にしています。[1]

この記事では、神社本庁と明治神宮の説明をもとに、おみくじの読み方と持ち帰り方を見ていきます。そのうえで、引いたあとに試せる読み返し方を紹介します。

吉と中吉、どちらが上?順番は一律ではない

「吉と中吉なら、どちらがよいのだろう」。そんな疑問に対し、神社本庁は、吉凶の種類や順番は神社によって異なると説明しています。ひとつの順位表が、どこでも共通するわけではありません。[1]

気になるときは、その神社の案内を確かめてみましょう。別の場所で引いたおみくじの順番を、そのまま当てはめずに読むことができます。

おみくじには、恋愛や旅行、待ち人などについての言葉や、和歌を載せたものもあります。大きく書かれた吉凶を見たあとで、紙の端まで目を通してみてください。[1]

吉凶を書かない、明治神宮の「大御心」

おみくじの違いがよくわかる例が、明治神宮の「大御心(おおみごころ)」です。明治神宮の公式説明によると、これは吉凶を占う形式ではありません。明治天皇と昭憲皇太后の和歌をそれぞれ15首、計30首選び、解説を付した独自のおみくじです。[2]

木々に囲まれた明治神宮の鳥居と、その先に続く道
吉凶を記さないおみくじ「大御心」を授与する明治神宮。写真は境内の鳥居(東京都、2018年4月撮影)。写真:Zairon / Wikimedia Commons / 出典 / CC BY-SA 4.0 / 縮小・WebP変換

「大吉があるか」を探す読み方だけでは、このおみくじの中心にある和歌を読み落としてしまいます。まず歌と解説を読み、そこで何が語られているかを知る。同じ「おみくじ」という名前でも、受け取る場所の説明を知ると、目を向ける先が変わります。

ここで紹介したのは明治神宮の例です。ほかの神社やお寺のおみくじまで、同じ形式や意味を持つと考える必要はありません。

引いたあとは、結ぶ?持ち帰る?

神社本庁は、境内の結び所に結ぶ習わしを紹介する一方、持ち帰っても差し支えないと案内しています。吉凶によって持ち帰りの可否を分けた説明ではありません。[1]

手元で読み返したいなら、大切に持ち帰るという選択ができます。結んで帰る場合には、参拝先に結び所があるか、どのような案内が出ているかを確認しましょう。迷ったら、授与所などで尋ねると、その場所での扱い方を知ることができます。

心に残った一文を、今日の行動につなげる

ここからは、日常で読み返すためのMICHIME編集部の提案です。宗教上の決まった作法ではありません。

まず、和歌や説明文を含めて全文を読みます。次に、いまの自分にとって気になる一文を選びます。最後に、その言葉から、今日できる具体的な行動をひとつ考えてみます。

全文を読む、気になった一文を選ぶ、今日できることを考えるという3つの手順
おみくじを日常で読み返すための編集部の提案。神社の作法を定めたものではありません。図版:MICHIME編集部(AI生成) / MICHIME制作素材・本媒体掲載用 / 縮小・WebP変換

たとえば、落ち着いて物事を進めるという趣旨の言葉が気になったとします。「大切な連絡は送る前に一度読み返そう」「急いで決めかけていた予定を確認しよう」。自分の生活に引き寄せると、行動の形が見えてきます。これは編集部が考えた例で、特定のおみくじの文面を引用したものではありません。

読み取った内容と、自分の考えは分けてメモしておくと、あとで振り返りやすくなります。「書かれていたこと」「そのとき気になったこと」「実際にしたこと」の三つを、短く残すだけでも十分です。

次におみくじを引いたら、畳む前にもう一度、文章の部分へ目を戻してみてください。吉凶の印象とともに、持ち帰りたい一文が見つかるかもしれません。

A QUESTION FOR YOU

自分に聞いてみるなら

おみくじを読んだとき、吉凶のほかに心に残った言葉はありましたか?

正解はなくても大丈夫。今の言葉で、ひとつだけ。

出典・参考資料

  1. おみくじ ↗

    神社本庁 / 確認日 2026-09-24
    おみくじの内容、吉凶の種類や順番が神社によって異なること、生活指針として読むという立場、結び所と持ち帰りについての案内。

  2. おみくじ・お守り(大御心) ↗

    明治神宮 / 確認日 2026-09-24
    大御心は吉凶を占うおみくじではなく、明治天皇と昭憲皇太后の和歌を各15首、計30首選び、解説を付した明治神宮独自のおみくじであること。

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